……何処を探すか……。[再び歩き出すなら歩むべき地獄の門を求めよう。だが皆目見当もつかず、現れる気配も無いなら彷徨い歩くしかない。これも地獄への旅路なのだろうと、身体の重みは感じても空腹も疲労も感じないまま、横の彼女の蒼玉を見つめ思わず問うた]