人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

う、ぁ……!

[それでも防ぎきれなかった骨片は、
至近距離からシェットラントに襲いかかった。
腕を、肩を、足を、鋭利な骨の釘が赤く切り裂いていく。
もっとも大きな破片が、右の脚に突き刺さった。
たまらず苦悶の声が上がる。

或いは、騎士らしく鎧を着込んでいれば防げたであろうか。
けれど生憎、シェットラントは軽装だった。
この場にあるのは術者としてのことであったから]

(181) 2014/04/07(Mon) 18:17:14

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