― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―[自分より目線が上にあるウェルシュ>>171。本当に大きくなったと、今更ながらに思う。記憶の中のウェルシュは自分より小さいものが大半を占めていたため、久々に会った時も内心驚いたものだ]──あぁ、それなら良い。[死なない、と>>172。約するような声に表情を崩して柔和に笑む。己を弁え、為すべきことを理解しているような顔。領主らしくなったものだ、と安堵した]