抗体、か……
そういえば集団検診の案内がカフェ跡にあったな
[彼女の仮説はまるでミステリ小説のあらすじのようだが。>>176
いくつかの断片を手にしている今、夢物語というよりは自叙伝に近いものを感じながら相槌を打つ。
示されたグリンピースの山。
あいつも、その家族も。その一部だったかもしれない。
家系図の中で、掠れて読み取れない部分をそっとなぞる。
ますますその豆を口にする気がなくなった。]
何かあってからじゃ遅いは同意だ
――既に手遅れじゃねーといいんだが
[似た者同士。>>177
それが性格を指すなら己については後者だ。とは視線のみで告げる。別に届かなくても何ら問題ない。]