―会見の後―[>>149呼び掛けに巫女姫の視線が此方へ向く。]…えぇ、本当に――。[公には出来ねど、一年という短い時間ではあれど。彼女もキールとして二人に師事していた身。彼らの死を悼む言葉に女は目を伏せる。この場で学館での思い出を口にする事は出来ずとも、せめて一時心を寄り添わせる事が出来たらと思った。]