人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


臨時元帥 クレメンス

― 北部山岳地帯 ―

[指揮車のハッチから戦場を双眼鏡で覗いていた老将は、むうと唸る。]

 消耗戦だな。

[相手に頭が戻ってきた、となれば戦術上の有利は無い。
数の上では相手が圧倒的に有利なのは変わらぬこと。

おまけに、相手の総大将らしきものが空に高みに現れたとくる。]

  潮時だぞ、小僧。
  やみくもに押しても届きはすまい。
  勢いと根性だけで戦はできぬぞ。

[不機嫌に言って、配下の戦車に撤退を促す信号弾を用意させた*]

(181) 2017/11/05(Sun) 21:22:08

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