―大広間―
[コーヒーがある、と言う青年>>170に、貰っておこうと思い立ち上がりました。
この寒さの中で熟睡してしまうのは余りに危険でしょう。これだけ疲れている中、眠りを少しでも浅くする為、青年に近づきます。]
すみません……コーヒー、頂けますか?
[少しぼやけた視界では分かりませんでしたが、近寄るとそれは、知った方。
そう、雑貨屋さんで、昔はエレオノーレと良く一緒に居た……。]
フランツ……さん……?
[まだお若い頃は時折エレオノーレと共に教会に来て、私にも良くして下さったことを、覚えております。]