[彼>>177の表情がやわらいだのであれば、此方も頬をゆるめて。
"だいじょうぶなら よかった"、と。
はなした唇で、ほほえんでみせます。
はさまれる身体には、きょとりと目を丸くしながら。
次いでもちあげられれば、ふり落とされないようにと、あわててまわした腕に力をこめました]
もう あーちゃんったら!
こういうときは、ちゃんといってからにしてください!
[言葉とはうらはら、楽しげな表情で。
ちゃぷりとゆれるお湯が彼にかかることだって、それが彼に与える痛みのことだって。
すっかり、忘れてしまったごようす。
よき主たろうとしてはいますが、幼い思考はまだまだ従者への気づかいにかけています。
もしかしたらそれは、ただ ドロシーが傲慢ゆえかもしれませんが]