人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

― 回想 ―

[煩わしく思うのは、己の責務に理由をつけること。
背に羽を生やした如く自由奔放な本質に、
義務の重石を乗せて地に留まる性質。

噴水に溜まる水面に木の葉が落ちる頃、
一つの侵攻が計画されていた。
野茨城と呼ばれる辺境城を落とせと言うのだ。
野茨城陥落により、使徒開発は真の完成を見る。

それ自体には何の感慨も覚えない。
己の身体が作り変わったことも、
次子と生まれた時から言い聞かされてきた。

唯一、今の己が不満を抱えるとすれば―――、]

 華が足りない。

(181) 2014/02/17(Mon) 20:36:55

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