― 学校跡地・公国側橋前 ―[やや後方、ドーベルニュ隊の背後に魔器と共に出撃の前。ラウゼンブルグ隊は、騎兵少数、歩兵多数と共にあった。動きの良い騎兵は、ソマリの方へと回してある。]こちらは北側へ突破。出来るだけ相手を押さえ込む。後方の雷神の槌《ミョルニル》が動きやすいようにするのが第一の目的だ。向こうへ押し込めれば良いが、無理はするな。雷神の槌《ミョルニル》の使い所は、各隊の要請があり次第だ。[敵砲台に使えればとも思うが、距離の問題もある。あるいは崩れそうなところに使うかではあるが。]