― 精霊節・聖神神殿 裏庭 ―……この先、どんな道を進むやら。[確実に磨かれつつある原石が輝きを示すのは、これからだろう。そしてどんな道を進むにせよ、今回の経験が大きく作用するのは予想できていた]世界は確実に、変革してる……しばらくは、ゆっくりと寝れそうかねぇ。[ぽつり、呟いて紫煙を揺らす。天の英霊が必要とされるのは、世界が危機に瀕した時だから。呟きには、当分それが必要とされずにすみそうな事への安堵の響きが確りと現れていた。**]