……―――[肩にかかる重みにはっとする。伏せられた瞼から伸びる長い睫に視線をしばし奪われていたが] フェリ、 あのさ。……、一曲……付き合ってくれないか。[2階にあるダンスホール。そこと王子の寝室だけが、男の遊び場だった*]