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どう考えても、
決闘したら、僕が負けるんだが……。
[飛びついて乗っかられた。
さすがにぎょっとするが、車椅子の上、乗られれば、突き落とすわけにもいかず、そのまま、ややしどろもどろに。]
だから、……フィーは本当に明るいな。
見習わないと……。
[ほっぺたに、まるでカートゥーンのようなキスをしてくるから、それにはさすがに吹き出した。]
ねぇ、そんなに男らしいのに、
女の子として、
いいの?
[ちらっと、視線をやって、それから、今度は返事を聞く前に、唇に触れるすれすれで、そう尋ねる。]