[>>176適当に言った言葉は図星らしく、分かりやすいようにアルビンが反応した。]
……へえ?
そんなに真っ赤になって、初心にもほどがあるっつの。
[にやにやと、男は下世話な想像を働かせる。
>>177堰を切ったように吐かれる言葉は、聴いてるこっちが恥ずかしくなる。
それは、パメラに聞こえていたかどうか、ちらりと彼女を一瞥。]
ああ、そう。
それなら、パメラ嬢の代わり死ぬか?
つーか、お前、死んで欲しくないって言いながら
ヨアヒムの野郎をむざむざ見殺しにしたってのか。
可哀想に。
[ケッ、と吐き出せば、ヨアヒムが火かき棒を振り回す。
しかし、丁度割り込んだシモンの体がそれを阻もうとする。]