人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


薬師 クレステッド

―湖―

[道すがら、兎を二羽捕まえる。その血を啜れば、多少は渇きが癒えた。
ほっと溜息をつく。
遠くからでもぶつぶつと情報を零すソマリの声を、耳は正確に聞き分けていた。>>175
可能性はあるが、それの真偽を確かめる術は自分にはない。]

 ソマリ。

[湖につき、そう呼びかける。]

 お前がブランなら、この方法は逆効果じゃないか?
 そうやって、沢山の味方のブランを衰弱させて、どうやって一人でルージュと戦うつもりだ?

[じっと睨み付ければ、反応はあっただろうか。
到着すると同時だろうか、ジェフロイの姿も目に入る。]

 ジェフロイ?

[彼がソマリに近いのなら警戒を促すだろう。]

(180) 2013/10/04(Fri) 01:27:31

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