[心は恐怖と怒りで支配されていたが、クララの言葉ではっと我に返る。]
…ごめん。
女性の前で言うような言葉じゃ無かったね…。
[思わず目を伏せてしまったが、クララの目をきちんと見てもう一度「ごめん」と謝罪して頭を下げた。
続くクララの言葉>>164には左右に首を振りながら]
いや、人狼が現れたわけじゃないのに色々訊いた俺に意見くれてありがとう。ディーターも。
…ちょっとハッキリしときたいことがあったからさ。
[そこまで言うと、いつもの明るい声に戻して]
あー、えっと、まだ決まってるわけじゃないんだけど、今日ペーターが泊まりに来るかもしれないからさ。
ペーターの好きそうな本何冊か見繕ってくれない?
[黙ってしまったクララに頼んだ。
クララが本を勧めてくれたならそれを借りるだろうし、勧めてくれないならばそのまま手ぶらで図書館をあとにするだろう。*]