[未だ王子へは献上していないと耳にすれば是非届けるべきだと進言しただろう。我が君も、甘味を好む時がある。オズワルドが王に対する思いがどうであれ王子への献上品も時には必要であろうと暗に込め。] 茶会、か。 身を清めて諸々用事を済ませてから、参加させて頂こう。 では、後程。[カップを静かに煽り、底に薄く褐色の液体を残して席を立つ。硬質な靴音だけを残して、その場を立ち去り*]