― 過去の一幕 ― あー、うん。 それは構わない、けど。[こんな事情、広めるべきじゃない、と思うから、内緒にしてほしい、という願い>>170には一つ、頷いて。それじゃあ、反省文仕上げるか、と思った所で、思わぬ言葉が飛んできた。>>171] へ? いや、なんでそこでそうなるわけ?[どこまでも真っ直ぐな少年は、同時に、どこまでも天然鈍感である。きょとり、碧の瞳を瞬かせて問う様子は、完全に素とわかるものだった。*]