― レジーナの宿屋 ―レジーナ飯っ…て、おおお!?[昔から馴染んだ扉を開け、空いた席を探して店内を見渡す。と、そこにひどく懐かしい顔を見つけてしまった。]おま…ニコラスじゃね? ニコラスだよなぁあ? すっげえ久しぶりぃぃぃ!![自分もしょっちゅう村を留守にするくせに、生きてたんかよ、連絡よこせよ! などと言いながら昔は良く悪戯をしかけた兄貴分のような男に近づいていく。18年も経っていたが、面差しは旅立つ前とそんなに変わらないように見えた。]