「ヴィン兄様…… い っ て ら っ し ゃ い ま せ 。」[背後にゴゴゴゴゴ…と謎のオーラを纏わせた少女が、さぁ踊れ!さっさと行けといわんばかりに迫力のある笑顔で兄の背中を押していた。][色んな思惑がすれ違いまくった中の、複雑な人間模様。でも兎は人間じゃないので、そんなの関係なく小さな欠伸を一つして耳を揺らしているのだった。]