―そして5(6x1)年後―
あ、クレステッド来たんだ?
久しぶり
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玄関の方から話し聲を聞いて。
ぱたぱたと足音を鳴らし、駆けて来る。
フリル付きのエプロンの端には所々焦げ跡が…。
纏う血とは異なる甘い芳香の正体を明かす事にし]
いい匂いするだろう?
調度ウェルカムスィーツ焼いてたとこだよ。
ねえ、こんなとこで話してないで、リビングにおいでよ。
[元の環境のように呪術人形が居るわけでもない。
生活は自分達で補わなくてはならない。
後頭部の高い所で一本に結った髪を揺らし、奥へ進むよう示しながら。]