人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


流離の勝負師 ディーク

 
 というわけで、アイリ、
 あの崖の上のヤバそうな騎士たちは、おまえに頼む。

 あの連中、おそらくは、魔力ある武器でしか倒せない。


[アイリが自分のことをはぐれ魔族だと打ち明けた時、ディークはあるがままに事実を飲み込んだ。>>4:283
それ以降も付き合い方を改めることもなく、「普通じゃない怪力娘」として、敬して揶揄うといった調子であった。]


 魔界のものだろうが、女の子だろうが、
 この際、使えるものは使わせてもらう。


[託す声に、悲壮感はない。]

(179) 2017/02/08(Wed) 18:44:53

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