……は?
お……私が、ですか?
[母たる神官長に、赤ん坊の面倒を見るように、と言いつけられ、上がったのは惚けた声]
いえ……確かに、今日は神殿で一日過ごすつもりでしたけど。
[出かける予定はなかったから、確かに時間はある。
それならば、と一日子守をやらされる事となり。
その後も、時間があれば相手を頼まれる事多々。
いつの間にか、子供の方にも懐かれて。
高位神官の資格を得、本格的に次代神官長となるための修行に時間を割かれるようになってからは会う機会も減っていたのだが。
諸々の事情の交差で近くに置くようになり、そこに今回の一件が重なり、そして──]