[意識を向けていたために呪の発動>>178には気付けた。けれど即座に反応するには身体が重く、魔力もまだ完全には回復していない。故に取った行動は一つ] くっ……![降り立った妖精諸共王子を身を挺して庇うこと。傍ではエルフが呪を紡ぎ、乱舞する闇の刃の一部を減じていたが、男の身には複数の斬り痕が残った。皮肉にも石化した部分は刃を受けても無傷のまま]