主様……[間違いなくこの声は主様のもの>>177。己の失態は恥じねばならないが、主の召喚に逆らうわけにはいかない。報告を終えた後、叱責はいくらでも受けよう]畏まりました、主様。ただ、少々お待ちくださいませ。私の従者を連れて参ります。[深々と従者の礼をして、奥へと向かう。そして未だ眠り続けるシスターの少女――新たな吸血鬼――を担ぎ上げると、馬車へと乗り込んだ*]