― 領主の間 ―
先代様よぎったのなら大丈夫じゃないじゃないですかあ!
[蒼い顔の領主さま>>154に思わずつっこみ、おろおろとしていたのだけれど、大丈夫と言ってふらふらと立ち上がった領主さまは、去り際にお酒と果物を持って行った。
…お酒飲めるなら大丈夫だな。
私はそう思って、領主さまを見送った。
あの変人でも、人体の急所が正中線に集まっているという法則は適応されるんだな、と思った。
手に残った銀色のグラスを光に翳してみれば、それは■plum色に光を透過した。
ちょっとなめてみたその味は…2(2x1)
1.激マズ 2.絶品]