俺、なにかしているとき、時々考えてるんです。 これをして、バウマン先生に殴り飛ばされないかって。 人の道に悖ることをしていないか、って。 先生はいつもちゃんと、 悪いことは悪いことだと真正面から叱ってくれたから。 だから、 今、俺と一緒に先生が戦ってくれるって聞いて、 間違ってないんだ、って、 不安がひとつ、やっと消えて …。[声が途切れ、視線が下を向く。]