人狼物語−薔薇の下国

124 【TMMI】バベルの大図書館


司書 セルウィン

ー回想・星の夢にて
[アデルとアイリを、そっと星の夢へと送る。
ぼくは対人関係に聡い方ではないが、それでもアデルとエレオノーレが特別な感情を得ていたであろうことは知っていた。
エレオノーレの気持ちを思うと、星の夢へ、と言ったぼくの言葉はきっととても残酷に響いたことだろう。
アデルの身体を中に入れる前に、ぼくは腰に下げていた鋏で彼の髪を一房切り取り紙に包んだ。]

おやすみ、ふたりとも。せめて良い夢を・・・。

[ぼくは2人に別れを告げて第二閲覧室へと踵を返した。]

ー回想・星の夢にて 終

(179) 2014/01/19(Sun) 16:04:19

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