[他意は無い。硝煙に塗れ死の穢れを纏う己に触れては彼が汚れると。滑り落としてしまえば、茶を味わいながらオズワルドとソマーリュの会話に聞き入った。オズワルド自慢の逸品だったらしいコケモモのジャム、自作だと耳にすればほう、と感嘆の声を上げ。「Yes,sir」の冗句に目許を緩ませた] とても良く似合っているが―― その言葉は、王子へ届けるべきだろう。 我が君も、ジャムをお喜びになったのでは…?