い、いえ。[ゆるく首を横に振る。彼が悪い訳では全くないのだから。] あ……。すみま、せん。[つい、その手を取ってしまう。>>175支えが必要なのは、怪我をしているらしい彼の方だろうに。] ……もう、大丈夫です。ありがとうございます。[ちゃんと立ってから何とか微笑んで礼を言い、手を離そう。]