………………心から?[大事なのに、貴方は疑うのだ。 人の心を揺さぶり戻すような言葉を紡ぎながら 矢張りそれでも一番は自分ではないし、 自分だってそんなものになれると思ってない。 ただ、甘やかして欲しかったなと。 今更ながら、そんな言葉が思い出される。 それでも力任せに握りつぶしたバラの棘で 滲んだ血に彼女が哀しげな声をあげたなら]