ー資料室>>44>>45ー
きゅきゅ?!
け、蹴っちゃダメなのぜ!
[ケーリッヒ乗員が運ばれてから暫く後の事
同じく乗員の1人である人物が資料室へやって来て男の遺体へと近付き、軽く蹴りを入れている光景を目の当たりにすればそんな事を
そんな行動をした理由は兎なりに察するも良くない事は良くないわけで]
きゅ?運んでくれるのぜ?
ノトカー優しいのぜ、ありがとなのぜ!
[遺体を運ぼうとする彼を小さな前足で手を振って見送る
乗員の情報は全てデータとして記憶されている為名前も当然把握している、スノウの様にあだ名めいた呼び方はしないのだが
もういいとは言われたが、後から誰かが来た時に遺体の行方を知らせようと兎は自主的に残る事を決める
残ったところで他の場所へは別のホログラム個体が出現する為問題はないのだ*]