[ともあれ、そうして再び向き直るのはクレステッドの方]お待たせしたわね。さぁ、続きと行きましょうか![言うや否や、自身の影に再びナイフを投擲した。影を繋ぐ先は、再び彼の足元。ただし、今度はそれと同時に自身も走り出す。次なるナイフをホルスターから抜いて、投げるのではなく意識を集中させた。微かに、ナイフの周囲を冷気が取り巻き始める。魔法の前兆]