[事実を報告した直後だったか。
ごく当たり前の質問が飛んでくる>>161。
辛うじて耳にできた名前を口にする。]
……コンパニオンシステムの話だと>>90。
被害者の名前はベルティルデ・エストホルム乗員。
あの出血量だと……。
[この先は、またあの光景を思い出して唇を噛んだ。
今、ここで震えてる場合ではないのに。
人狼を探さなきゃのに……。
震えていると、後ろから続けてくれるような声が響いた>>167。
話を続けられなかった男は、彼の話を邪魔しないように俯き加減で口を噤んむ。
椅子へ促されれば、そちらへと進んで促されるままに座り水を貰ったか>>169。]