[展望台には先客がいるようだ>>171。星が瞬き始めた夜空に紫煙が立ち上っているのが幽かに見えた。古びた階段をそっと登れば、小さな悲鳴>>174]ダーフィトさん?[床には短い燃え滓と焦げ跡が残されていて、一瞬眉を顰めてまだ細く煙を履いているそれを拾った。]