[何も言わず…、何も言えず。全てを独りで飲み込んで逃げた彼が、 今はこうして――…自ら傍に、寄ってくれている。友《シェットラント》と詠唱を重ね、偽りの神によって歪んだ、この現状を打破するために、しかと面を上げ――前を向いて、 戦っている。そのことが…しみじみと、嬉しい]