[三代に渡る両家の溝をなくしたい。そんな話に玲緒はどんな反応をしただろう。ややあって、あたしは首の後ろを掻く。]…あはは、ごめん。脱線しちゃったね。――さてと、次に行く場所を決めようか。[言いながら、あたしはガラケーで情報収集を図った。**]