[叩き上げの一撃はミリアムのバランスを失わせたものの、彼女は戻る反動を利用して斬りつけようとしてくる>>160]
Ha!
[その刃に対し添わせるのは、己が持つ長杖の柄]
ぅ、く
[大剣の重さに負け、大地を踏み締める足ごと摺り押されることになるが、長杖を傾けて大剣を地面へと受け流した。
杖を扱う基礎はこの短期間にみっちりと仕込まれている。
動きについていけていることを確信しながら、長杖の柄頭をミリアムの方へと少し傾けた]
Burst!
[宣と共に、結晶へと溜め込んでいた力が目晦ましの如くその場で弾ける*]