人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

 ユーリエ、怯えずとも良いよ。
 バルティは淑女の手解きを心得ない男だからね。
 腕は確かだけれど、洒落を聞きやしない。

 けれど、彼が一番、君を護ってくれるかもしれないよ。
 彼は―――…希望の盾になる男だからね。

[微かに肩を震わせたユーリエへと軽い口調を飛ばす。
軍人の怒号など右から左と慣れた身だが、
少女の違和感を見過ごすのも、男の廃れる話。

バルタザールの横顔へ視線を投げ、
同意を求めるように首を捻って見せた。]

(178) 2014/02/17(Mon) 20:12:50

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