( ――…ごめん、なさい。 ) ( ナネッテおねえちゃん… )[最期くらいい、いいでしょう?と笑う貴女に>>169知ってる。貴女は、本当に、何だかんだ言って、いつも、私に甘すぎるんだから…と、思う。まるで、本当のお姉さんみたいに。微かな呼吸を零す血に濡れた唇が、ごくわずか、微笑を浮かべたのは、見えただろうか。]