ヤクモ…
ディーは、動かさない方が、良いんだよね?
起きるまで、傍に居て、良い?
[カナンの指示>>142を思い返し、ヤクモに確認するように問いかけ。
返った了承に、首筋擦り寄ったままの顔にありがとうと頬をあわせた。
それから、マリが傍にいるなら彼女に、いないなら遠巻きに様子を見ていた船員の一人に声をかけ]
…ごめん。
ウルの傍、いてもらっていいかな。
目、覚ましたとき、誰もいなかったら、寂しいだろうから。
[幼友達を案じ、頼んだそれは断られることは無かっただろう。
自分はそのまま、ヤクモに寄り添ったままディークが目を覚ますのを待ち続けた**]