人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[そんな表情も流石に霧散させた頃。
誰にともなく呟く尚書官長補佐の姿に気が付いたのは、その声を聞いてからだった。>>166]

  …失礼しました、ラバル様。
  私、先王様に時折呼んで戴いていた鷹匠、
  ジュードという者です。

[立ち上がって姿勢を正すと、そう言って頭を下げて見せただろう。
(動物は人間の悪意に聡い。
その胸元で小さきものが落ち着かずにいたならば、それは鷹がいたのみが理由ではなかったのだろう。
俺が思っていた事も薄々、勘付いていたのだろう。)
勿論、彼が動物を飼っているなどとは、俺の知る話ではないのだが。

いつの間にか戻した、その飄々の笑顔を向けて。]*

(177) 2017/04/26(Wed) 13:28:39

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