[公衆の面前である事。今にもディーターと乱交の一歩であるのにも関わらず、アルビンの中で何かが弾けた。]――そうだよ、好きだよ。俺はパメラが好きだ。大切な奴が殺されそうとして反対して何が悪い?俺は…… ヨアヒムだって好きだったんだ、死んで欲しくなんかなかったんだ!![想いっきり目をぎゅっと瞑れば目の端に涙が光った。][先程指差したディーターの足に向って火かき棒を振り下ろそうとして。ディーターとアルビン、二人のあいだに飛び込んで来て、*]