なんとも嬉しい加勢じゃないか。[挨拶もそこそこに ── そこはまあ、気心しれた仲ってことで ── 連れてけと頼むコンラートの肩を抱いて、もう一方の手には、ルートヴィヒが親切に(?)教えてくれた医療キットを掴んで、《シュトルツフェア》に向かう。] おまえのことだ、無傷じゃなかろ。[こっちも手当をしてもらいたいし。]