人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


国語科教員 カスパル

[ゆっくり、聞こえた樹の謝罪と質問。
小さい、そして掠れた声は俺だけが捉えたもの。]

 樹、 おれはな。

 俺はもう一度、 まじょになりたいんだ。


 白くて優しい、 まじょになりたいんだ。

[告げる、二度目の試練のこと。
力ない笑顔と言葉を向けた筈の彼女>>147は、
口開くと同時、 姿が見えなくなってしまった。

微睡む。 瞼が落ちる。
腹の上に乗った青いヒヨコは、心配そうに俺の表情を伺っていた。*]

(177) 2014/11/11(Tue) 20:59:18

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