[腕を引かれるままに立ち上がり、力の働く方向へと倒れ込めば其処はジェフロイの腕の中。>>173力なく凭れ掛かって、ここからどうしたら良いかと思えば]……斥候。特別調査隊か。[またあの魔王とやらの声>>154>>155が届いた。その報せというのは、天界の斥候が現れたというもので、僅かにオズワルドの声に力が戻る。もしかしたら、救出の可能性もあるかも知れない。これまでの暮らしに、戻れる……?そう思って視線を下に遣った。]