ふん、愚弄するか・・・
せいぜい参謀総長の足を引っ張らぬように
しっかりと調査をすることだ。
[返された悪態>>156に嫌悪の表情は見せるが、結論の出た御前での面と向かって言い返すのは憚られた。>>158
傍らのドロシー>>152>>153に小声で話かける。]
ああ・・・一時は驚いたが、
参謀総長がああ言うのなら大丈夫だろう。
あいつはしつこい・・・。
[彼が白狼館に訪れたとき、散々に嫌悪したアイリはとてもこんな男に参謀など勤まるわけがないと思った。何度断っても土下座し、最初こそ丁重に断っていたものの、土下座までする執念。
それでも諦めないあのときの気持ち悪さが目に浮かぶ。
"真剣にこいつは性質が悪い!"
本能で気づき、思わず素となりまるで虫けらでも見るような目で彼を見てしまった。しかし、アイリ自身も今回の騒動に関しては頼もしいと感じたのはドロシーのそれと一緒である。]
・・・い、いやちょっと昔を思い出してな。
[ついボーっとしてしまったことに気づいてドロシーに気づかれる前に伝える。さて、私もこのまま動きがないようならば王の間を離れようか。]
ドロシー、私は少し用事を済ませてから騎士団に戻ろうと思うがお前はどうする?
先に団員のところに向かうか?
[外務長官フィオン、フェリクス王子その他王宮に仕える者など、あまり来ない王宮から去る前に話が出来るものは済ましておきたいと考えた。特に呼び止めるほどの用事が無ければ一言断って王の間を去っていくだろう。*]