― 闇桜の領域 ―ひゃ!?[耳元で囁かれる声>>168に思わず声が上がる。間髪入れずに紡がれる謝罪と、同時に回される左の腕>>169。許しを請うにしてはやはり上から目線だったが]わ、分かったわよ。離せば良いんでしょ![従うというよりは仕方なく、と言った様子でナネッテは胸倉から手を離した。離した手は赤み帯びる耳へと当てられる**]