そうであって欲しい。 君を切り捨てるのは骨が折れるだろうからね。[在り得ない杞憂だと理解していながら、情に揺れて剣先を鈍らせるとは決して告げはしない。>>129彼と己はそういった間柄。生まれは違えど、国士と至る彼と己は――…、――――責と義に縛られる、そういった間柄。]