ウグゥ!!!! くっ、このおおおおお!!!!![嗚呼、大人しく殺されてれくれれば よかったのにと思う。 そうすればこの姿を晒さずに人の姿のまま 殺せたと思うのに。 穿たれた左目に花が咲く。 今度咲いたのは百合の花。 痛みに我を忘れ咆哮すると、 相手に飛びかかり両腕を力任せに抑えようと それ以上の抵抗を許すまじとしながら 緑の毛皮に包まれた、狼の頭で。 その喉元に食らいつかんと牙を剥く]*